“ネジで留める(締める)”を英語で?~ネジの種類とその英語も~

ネジについてです。DIY特集がよくテレビで流れているのに乗っかって、先日DIYを行いました。それを英会話教室で話して、色々と教えて貰いましたので、その内容について記載します。また、調べてみるとネジに漢字があることにビックリしました。一生書くことはなさそうだなと思いますが、紹介させてもらいます。
ネジの英語
まずは“ネジで留める(締める)”の英語の前に、ネジの英語についてです。ネジは英語でscrewといいます。ネジにも色々と種類がありますが、その種類と英語については後述します。
ネジは漢字で螺子、捩子、捻子、螺旋と書きます。パソコンの変換で4種類もでてきてビックリしましたが、いずれも読み方はネジで、この記事で書こうとしているネジを指します。
ちなみにネジの事をビスと呼んだりもしますが、このビスはフランス語のvisが由来です。
screwを用いた熟語でput the screws on~があります。意味は(人に)強要する、脅す、圧力をかけるという意味になります。ネジとは無関係に感じますが、screwの名詞としての意味に、圧力、締め付けといった意味があり、こういった熟語もあるのだと思います。
He put the screws on my brother.
(彼は私の兄弟に圧力をかけた)
“ネジで留める(締める)”の英語
“ネジで留める(締める)”は英語でscrewもしくはtightenといいます。
I screwed the board to the wall.
(私はそのボードを壁にネジで取り付けた)
また、tightenは「しっかり」とネジを締めるといった意味があり、
He tightened a loose screw.
(彼は緩んだネジをしっかり締めた)
と使うこともできます。
ネジの種類とその英語
ネジには色々と種類がありますが、今回は下図の小ネジ(直径が8mm程度くらいまで)についてです。
画像出典:wikipedia
なべネジ
なべネジとは、ネジの頭がなべの底のようになっているネジの事です。英語では、pan head screwといいます。
皿ネジ
皿ネジとは、ネジの頭が平たく、円錐形のネジの事をいいます。英語では、countersunk head screw、flat head screwといいます。
丸皿ネジ
丸皿ネジとは、皿ネジの頭が丸みをおびたネジの事をいいます。英語ではraised countersunk head screwといいます。
トラスネジ
トラスネジとは、丸皿ネジと比べて、頭の部分が大きくなっていて、丸みのある頭のネジです。英語ではtruss head screwといいます。
バインドネジ
バインドネジとは、トラスネジのように丸みが一定というよりは、なべネジに近い台形の頭をしています。英語ではbinding head screwといいます。
ネジも色々と種類があり、それぞれに必要性があって開発されたと思うと、知らない世界がいっぱいあるなぁと感じました。また、知らない世界を見つけたら、ここで紹介できたらと思います。