He is tall. vs. She has long hair.

今日は人を描写する時のレッスンでした。
まず、背の高い男性を描写する場合は、
He is tall.(彼は背が高い)
と言います。
一方、髪の長い女性を描写する場合は、
She has long hair.(彼女は髪が長い)
と言います。
ここで、一つ疑問が
×She is long hair.
これは英語の文法的に間違いです。
be動詞とhave/hasの使い分けはどういった違いでされるのでしょうか。
目次
不変のものはbe動詞、変化するものはhave/has
結論から言うと、不変のものはbe動詞で示し、変化するものはhave/hasで示すとの事でした。
違う言い方をすると、be動詞はイコールで繋ぐので、
She is long hair.
だと、She = long hairになってしまいます。
日本語訳だと不自然に感じませんが、彼女自身がロングヘアーになってしまい、人間(彼女)=長い髪の毛になってしまいます。その為、英語ではhave/hasを用いて描写します。
【不変のもの】
背の高さなど
【可変のもの】
髪の長さ、髪の色、髭など
>be動詞での例
She is short. (彼女は背が低い。)
have/hasでの例
She has long hair.
(彼女は髪の毛が長いです。)
また、髪の毛などについては詳細情報を加える事ができます。
例えば、金髪のストレートヘアーと付け加えたければ、
She has long straight blonde hair.
(彼女は金髪のロングストレートです。)
となります。
ヒゲについて言いたい時
He has a mustache.
(彼は口ヒゲがあります。)
He has a beard.
(彼はアゴヒゲがあります。)
となります。
be動詞、have/hasどちらを用いても同じことを描写できる場合
be動詞、have/hasのどちらを用いても同じ事を意味する例もありました。
He is bald.
He has no hair.
これは両方同じ意味で、「彼は髪の毛がない。」となります。
baldははげている事を示す形容詞です。その為、be動詞を用いて表す事ができます。一方、no hairは上記と同様にbe動詞で表す事ができないので、have/hasを用いて表します。
また、baldだけを用いて、be動詞、have/hasでの表現もあります。
≪He is bald.
He has a bald head.
(彼ははげている)≫
※ルミナス和英辞典 発行元:研究社より
最後に
講師の先生いわく、「慣れるまではbe動詞とhave/hasのどちらを使えばいいか迷うけど、使っていくうちに慣れてくるよ。」と仰ってました。また、「『間違ってもいいから、いっぱい喋る → その都度修正』の方が、感覚を養えるし、頭で考えて喋るより上達するよ。」とも仰ってました。
今回の文法に限らず、先生の言う通り「間違っていてもいっぱい喋る人」は英会話の上達がはやいように思います。実際に私の周りでも、同じくらいのレベルの人かなと思っていたお喋りな人が、一年後には「めちゃくちゃ上達している!」と感じました。もちろんその人の努力もあると思いますが、いっぱいトライしている分、上達がはやいのかなと思います。私も負けじと頑張っていきたいです。