イタリア最高裁「食べ物を盗むのは罪ではない」~裁判に関する英単語とともに~

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物を盗むのは悪い事で、れっきとした罪だ。もの心ついた子どもでも知っている事です。しかし、今日のレッスンでは、それは罪にならない事もあるという内容でした。もちろん様々な条件付きですが…

イタリアでの出来事

イタリアのホームレスのロマン・オストリアコヴさんはチーズとソーセージ(4.5ドル相当)を盗んだ罪で、懲役6ヶ月の有罪判決を受け、115ドルの罰金を科されていました。
しかし、イタリアの最高裁判所は今年(2016年)の5月に「飢えから逃れるために少量の食べ物を盗む事は罪にならない」と有罪判決を覆す決定をしました。これにより、新しい指針ができて、イタリアでは飢えている人が少量の食べ物を盗んでも、逮捕されない世の中になっていくと思われています。日本では、ほとんどの人が無縁と思われている話かもしれませんが、2013年度の国民生活基礎調査では、子どもの貧困率は15.1%と年々増えており、片親の家庭では54.6%となっています。最近はたまに貧困のニュースも取り上げられるようになっており、子ども食堂なども知れ渡りつつありますが、イタリアのような制度も取り入れられるようになるといいのになと思います。

裁判に関する英単語

ここからは裁判に関する話です。まず、日本には三審制(three-court system)という制度があります。これは同一事件について刑が確定するまでに合計3回までの審理(trial)を受けられる制度の事です。日本では、民事裁判(civil trial)では、【簡易裁判所→地方裁判所→高等裁判所】の3回か【地方裁判所/家庭裁判所→高等裁判所→最高裁判所】の3回になります。それぞれの裁判所の英語は、

・簡易裁判所/summary court
・家庭裁判所/family court
・地方裁判所/district court
・高等裁判所/high court
・最高裁判所/the Supreme Court
となります。

刑事裁判(criminal trial)は【簡易裁判所/家庭裁判所/地方裁判所→高等裁判所→最高裁判所】の3回となります。
また、裁判をする法廷は(law) court、検察当局はthe prosecution、 検察官はpublic prosecutor、弁護士はcounsel、原告はplaintiff、被告はthe defendantといいます。

また、判決(ruling/judgment)がでるまでに弁護士は弁護しますが、”弁護する”事を”defense”といいます。そして、裁判長(presiding judge)は判決を下します。ちなみに日本の裁判での”裁判員”を”citizen judge/law judge”といいます。似ているようで異なるアメリカの”陪審員”は”jury(一人の陪審員はjuror)”といいます。アメリカの”陪審員制度”は”jury system”といいます。陪審員制度は民間から無作為に選ばれた人が、陪審員として裁判官の加わらない審議で刑事事件であれば有罪(guilty)、無罪(not guilty)を、民事事件では、損害賠償(compensation of damage)の額などを決めます。刑事事件で、”罰金を科する”事を”fine”といいます。また、”賠償する”ことを”compensate”といいます。


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