助動詞mayの意味と使い方

助動詞mayについてです。

助動詞(法助動詞)は英語でmodal auxiliary verb、またはmodal verbといいます。modalは、auxiliaryは補助の、verbは動詞という意味です。

英語の勉強でよく出てくる助動詞は、正確には法助動詞と言います。法助動詞とは別に、助動詞と呼ばれるものには、be、have、doなどがあります。

助動詞mayは基本的に「可能」「推量」を表します。また、mayを用いた疑問文はビジネス英語でたびたび聞きます。

助動詞mayの基本の形

<基本の形>
主語(S) + may + 動詞の原形(V) ~

mayに限らず、助動詞の後ろは動詞の原形になります。
また、mayを過去形で用いる時は、mayの過去形のmightを用います。

助動詞mayの用法

助動詞mayには次のような用法があります。
1. 推量:「~かもしれない」
2. 許可:「~してもよい」

各用法について見ていきます。

推量:「~かもしれない」

mayの1つ目の用法です。話し手の確信がない時に用い、訳は「~かもしれない」となります。

She may go back home.
(彼女は家に帰ったかもしれない

許可:「~してもよい」

mayの2つ目の用法です。訳は「~してもよい」となります。助動詞canでも許可の用法がありましたが、canよりも堅苦しい言い方で、一般的には同じ許可を表現する時はcanの方が用いられます。

You may use my computer.
(私のコンピューターを使ってもいいですよ

助動詞mayの否定文の作り方

否定文は主語の後ろに、may、not、動詞の原形と続ければO.K.です。may notの短縮形はありません。mayn’tとはしません。
<否定文の作り方>
主語 + may + not + 動詞の原形~

推量:「~かもしれない」の否定文

推量の意味の助動詞mayの否定文です。訳は「~でないかもしれない」となります。

She may not go back home.
(彼女は家に帰っていないかもしれない

許可:「~してもよい」の否定文

許可の意味の助動詞mayの否定文です。訳は「~してはいけない」と軽い禁止を示します。助動詞mustの否定形(must not)は強い禁止を示しますが、それよりも柔らかい言い方になります。

You may not use my computer.
(私のコンピューターを使ってはいけません

助動詞mayの疑問文の作り方

疑問文は文頭にMayを置き、その後ろに主語、動詞の原形と続ければO.K.です。
<疑問文の作り方>
May + 主語 + 動詞の原形~?

推量:「~かもしれない」の疑問文

推量の意味の助動詞mayの疑問文の時にmayは使われず、過去形のmightが用いられます。訳は「(ひょっとしたら)~かもしれませんか」という意味になります。

Might he come here?
ひょっとしたら、彼はここに来るかもしれませんか?)

許可:「~してもよい」の疑問文

許可の意味の助動詞mayの疑問文です。訳は「~してもよいですか」となります。助動詞canでも同じ意味の許可を求める用法がありますが、canよりも堅苦しい言い方になります。

May I use your computer?
(あなたのコンピューターを使ってもいいですか

mayを用いた疑問文の答え方には注意が必要です。
mayで聞かれているからといって、
Yes, you may./No, you may not.
とすると、
Yes, you may. (はい、よいです)
No, you may not.(いいえ、いけません)
となり、堅苦しい言い方+少し上から目線になります。

その為、答え方はケースバイケースですが、
Yes, of course.(ええ、もちろん)
Sorry, you can’t.(すみません、できません)
などと言った方がいい場合が多いです。英会話のレッスン中でも、Yes, you may.やNo, you may not.という言い方はあまり聞きません。

冒頭での、ビジネス英語でたびたび…についてですが、ビジネスの中ではmayの疑問文はよく使われます。それはmayの疑問文はとても丁寧な言い方だからです。日常会話では堅苦しいので、canが使われやすいですが、ビジネスではmayの方が好まれます。

例えば、学校の授業でもよくでてくるのは、服などを見に来たお客さんに

May I help you?
(何かお探しですか?)

という使い方です。

他には、ビジネスの中でよく使われるのは、電話を取った時に、
May I have your name and your company name?
(お名前と会社名をお伺いしてもよろしいですか?)

と使われる事が多いです。

その他、助動詞mayの熟語

may well + 動詞の原形~

may well + 動詞の原形~の熟語で訳は「~するのももっともだ」となります。

His teacher may well tell him so.
(彼の父が彼にそう言うのももっともだ

may[might] as well + 動詞の原形~

may[might] as well + 動詞の原形~ の熟語で、訳は「~した方がいい、~した方がよさそうだ」となります。

You may as well go hospital.
(病院へ行った方がいい

※このmay[might] as well + 動詞の原形は「ぜひ~した方がいい」という推奨する意味ではなく、「~しないよりかは~した方がいい」といった、「できればした方がいい」という意味があります。

may[might] as well + 動詞の原形(1) + as + 動詞の原形(2)

may[might] as well + 動詞の原形(1) + as + 動詞の原形(2)の熟語で、訳は「(2)するくらいなら(1)した方がましだ」、「(2)するのは(1)するのと同然だ」となります。

I may as well go to hell as tell my mother about a bad test score.
(悪いテストの点数を母に言うくらいなら地獄へ行った方がましだ

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