助動詞+have+過去分詞の意味と使い方

助動詞にhave + 過去分詞がつくと、助動詞のみの時とはちょっと違った意味になります。ただし、全く違う意味になる訳ではなく、似てるけどちょっと違うといった感じです。

助動詞+have+過去分詞の基本

助動詞 + have + 過去分詞になると、基本的に現在の時点から過去を振り返っています。そして、振り返った後、大きく分けると2種類の場合に分けられます。1つは、過去を振り返って推量している場合です。そして、もう一つは過去を振り返って後悔や非難している場合に分けられます。

推量という言葉が助動詞でよくでてくるけど、正直私もハッキリと理解していませんでした。推量を国語辞典で引くと

ある根拠・理由や、確かな論理的要請などに基づいて、込み入った事情や人の心の中などを推し量ること。

新明解国語辞典 第七版より
となっています。

本記事で取り上げる助動詞はmustshouldmaycannotshould[ought to]need notの6種類取り上げますが、大きく分けて

1.過去の事の推量
2.過去の行為への後悔・非難

の2種類の意味合いしかありません(訳は少しずつ違います)。

それぞれについて見ていきます。

過去の事の推量

過去の事の推量です。この意味で使われる助動詞はmustshould[ought to]maycannotです。

must + have + 過去分詞

must + have + 過去分詞で、訳は「~したにちがいない、~だったにちがいない」と確信的な推量を表します。80~99%くらい確信がある時に使って大丈夫だそうです(ネイティブでも話し手によって確信度は変わります)。

He must have had a hard time learning English.
(彼は英語を習得するのに苦労したにちがいない
※have a hard time ~ing(~するのに苦労する)

should [ought to] + have + 過去分詞

should + have + 過去分詞で、訳は「~したはずだ、~しているはずだ」と確信的な推量を表します。訳としては確信的な推量で、mustと一緒じゃん!となりそうですが、mustより確信度が少し落ちます70~90%くらい確信がある時に使って大丈夫だそうです(こちらももちろん話し手によって確信度は変わります)。

She should have cooked dinner for her children.
(彼女は子どもたちの為に、夕飯を作ったはずだ

may + have + 過去分詞

may + have + 過去分詞で、訳は「~したかもしれない、~だったかもしれない」と弱い推量を表します。(確信度40%以下くらいが目安みたいです。)

She may have lied.
(彼女は嘘をついたかもしれない

cannot + have + 過去分詞

cannot + have + 過去分詞で、訳は「~したはずがない、~だったはずがない」と強い否定の推量を表します。

He cannot have gotten the ticket.
(彼はチケットを入手できたはずがない

過去の行為への後悔・非難

ここから意味合いが変わって、過去の行為への後悔・非難です。でてくる助動詞はshould [ought to]need notの2種類です。

後悔は、基本的に自分でした(しなかった)事に対して後悔するので、主語はI(私)になります。一方、非難は自分以外を非難するので、主語はYou,He,Sheなどになります。

should [ought to] + have + 過去分詞

should [ought to] + have + 過去分詞で、訳は「~すべきだったのに(~しなかった)」という過去への後悔・非難になります。

【後悔】
I should have applied.
(私は申し込むべきだった(のにしなかった)

【非難】
You should have checked.(あなたはチェックすべきだった(のにしなかった)

need not + have + 過去分詞

need not + have + 過去分詞で、「~する必要がなかったのに(~した)」という過去への後悔・非難になります。needは助動詞として用いる場合は、疑問文・否定文のみに使われます。詳しくはコチラ

【後悔】
I need not have bought it.
(私はそれを買う必要はなかったのに(買ってしまった)

【非難】
He need not have ordered.(彼は注文する必要がなかったのに(注文した)

should [ought to]だけ、過去の事の推量、過去の行為への後悔・非難の両方の意味合いで使われるので、どちらの意味か文脈により考える必要があります。他の助動詞はどちらかの意味合いですので、繰り返し復習すれば覚えられるようになると思います。

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